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京都府鍵屋修理隊

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セキュリティドア
一般的な室内ドアや玄関ドアよりも破壊やこじ開けに強い構造を前提に設計された出入口用のドアであり侵入や不正な立ち入りを抑える目的で用いられます。外観が頑丈に見えるだけでは意味がないため扉本体と枠と錠前と取り付け方法を一つの防犯システムとして成立させる点が特徴であり住宅の玄関や勝手口に加えて事務所の重要区画や倉庫の保管区画や管理室など入退室の管理が求められる場所で採用されます。

セキュリティドアの土台になるのは扉本体とドア枠の強度で扉内部に補強材を入れた鋼製パネルや複合材を用い外周の曲げに対して粘り強く抵抗できるように作られます。枠側も薄い枠ではこじ開けに弱くなるため受け金具周辺を含めて厚みと固定方法を強化し壁体へ確実にアンカー固定することで力が一点に集中しないようにします。ヒンジは重量を支えるだけでなく外側から抜き取られない工夫が必要で固定ピンやかみ合わせ構造を備えたタイプを選ぶと扉を持ち上げて外す攻撃に対して効果があります。ガラス部がある場合は視認性と採光の利点がある一方で破壊経路になり得るため合わせガラスや多層構造を用いて貫通しにくくし枠の保持部も抜け止め構造にします。

錠前はセキュリティドアの性能を左右する要点であり高強度のデッドボルトを採用し枠側のストライクも長いビスで下地まで届かせることで蹴破りやこじ開けに耐える設計にします。さらに一か所だけの施錠では扉がねじれやすいので上下や側面の複数点で固定する多点施錠が使われることが多く扉全体の変形を抑えながら侵入に時間を要する状態へ導きます。シリンダーはピッキング対策や破壊対策が施された方式を選び鍵の複製管理まで含めて運用できると安心でありカードや暗証番号やスマートフォン認証と組み合わせる場合でも非常用の物理解錠手段と電池切れ時の手順を事前に決めておくことが重要です。加えてドアクローザーやオートロックを組み合わせれば閉め忘れを減らせますが施錠の強さと避難時の解錠のしやすさは両立させる必要があるため室内側から確実に解錠できる構成を確認します。

選定では防犯性能だけでなく使用環境と目的に合う付加性能も見落とせません。例えば屋外では防錆性と排水性が不足すると動作不良の原因になるので素材と表面処理を確認し集合住宅の共用部では通行量に耐える耐久性や静音性が重視されますしオフィスでは入退室管理の連携やログ取得の可否が評価点になります。火災時の区画を担う場所では防火や遮煙の要件が別途生じるためドア単体ではなく枠や金具を含む仕様として整合を取ります。設置後は建て付けのずれが生じるとボルトが受けに当たり摩耗が進むので定期的にラッチとボルトの当たりを点検し鍵穴には異物を入れず必要に応じて適した潤滑剤で手入れを行い不具合が出たときは無理に回さず早めに調整することで性能を長く維持できます。
また、セキュリティドアはそれだけで完全な防犯を保証するものではなく周辺の弱点が残れば侵入経路がそこに移るためドアスコープやサムターン保護やこじ開け隙間を減らすガードプレートなど補助部品の考え方も重要です。取り付けの精度が不足すると多点施錠でもボルトが十分に掛からず期待した抵抗力が出ないので枠のゆがみや床の傾きや戸当たり位置まで含めて調整し鍵の業者が推奨する手順で施工することが前提になります。防犯性を高めるほど開閉が重くなる場合もあるため日々の動線と荷物の持ち運びを想定しつつ断熱や遮音やプライバシー確保といった生活面の利点も合わせて選ぶと満足しやすくなります。


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